幸せ破壊工作の実際

もし、何かの間違いで、第一希望の男性と第一希望のデートスポット(たとえば先ほどのディズニーランド)に来たとしました。「幸せ恐怖症」の女性は不安になります。このままでは、悦びを得てお母さんよりも幸福になってしまう、と計算するからです。こういう場合、多くの女性に共通した「幸せ回避の方法」があり、二つあります。

一つは。彼を怒らせるという方法です。彼が気に障ることをさりげなく言うのです。どんなに寛大な彼でも、必ず怒り出します。なぜなら、「幸せ恐怖症」の女性は、彼が怒り出すまで、チクチクと彼の気に障ることを言うからです。そして、彼が怒り出すと、自分の意地悪な発言を棚に上げ、「楽しむべき場所で、突然、彼が怒り狂ったから、今日はサイテーな一日だった」と言うのです。つまり、自分を被害者に仕立てたまま、彼のせいにしてしまうのです。

キレてしまったのは彼のほうですし、一見、彼女のほうが被害者のように見えなくもありません。いえ、そばにいる人が見たら。怒りまくっている彼が悪いと感じるはずです。このように女性は、被害者を装いながら加害者になることが可能で。当の女性もまた、自分は被害者であると信じて疑いません。でも、これにだまされてはいけません。これまで、いかに多くの子どもや男性が、女性のこうした巧みな演技の犠牲になっていることか。

女性特有の手口はもう一つあります。それは、不機嫌にしてみせる、という方法です。デートしている時、彼女に楽しんでもらいたい。という男性のけなげな心理を逆手にとった、きわめて悪質な方法です。わざとつまらない顔をしてみせるのです。楽しく感じているのに、わざとむすっとしてみせるのです。彼はそんな彼女を見てあわてます。自分のどこがいけなかったのか、何か気に障ることを言ってしまったか・・・と、オロオロします。

女性なら、デート中に男性が不機嫌になっても、こんなにあわてることはありません。なぜなら、女性はいつも男性の心を読んでいますし(女性は、男性が女性の心を読む以上に、正確に男性の心を読んでいます)、また、彼に悦んでもらいたいという心理が男性ほど強くないからです。でも、その点男性は、彼女の心理状態を正確に読めていない上に、女性に悦んでもらいたいという心理があるために、デート中に彼女から不機嫌にされると、あわてふためきます。また、傷つきもします。まるで自分のすべてが否定されたかのような気分になるからです。

真面目で誠実な男性は、きっと、何か自分に落ち度があったんだろうと、自分を責め始めます。傷つき、落胆するため。男性もデートを楽しむことができなくなります。彼が落ち込んだ様子を見て、彼女はようやくほっとします。無意識ですが、「ああ、これで自分は幸せにならずに済んだ」、つまり「ああ、これで母親に嫉妬されずに済んだ」「母親の不機嫌な顔を見ずに済んだ」とほっとするのです。

以上の方法が、典型的な女性の「幸せ破壊工作」です。ですから、彼女とトラブルがあった時は、こうした破壊工作がなかったかどうか、充分考える必要があります。そうしないと、せっかくの努力が実りませんし、彼女とのトラブルもいつまでたっても解決しないからです。

— posted by Kaori at 05:51 pm