三歳までに幸せ恐怖症という呪いがかけられる

さて、この「幸せ恐怖症」ですが、不思議なのは、ディズニーランドのスターツァーズの現場に母親がいるわけではないのに、あたかも、母親が見張っているかのように、幸せを恐れて回避しようとすることです。なぜでしょうか。

それは、心の中に、母親が住み着いているからです。母親の監視カメラが脳の巾にあるのです。幸福度を監視するカメラです。二十四時間監視していて、母親の幸福度を超えると、娘に罪悪感という罰を与えるのです。この幸福度監視カメラは、たとえ、娘が経済的に自立しようが、結婚しようが、あるいは、当の母親が死んでしまおうが、それとは無関係に設置されたままです。

なぜなら、幼児期に幸せを回避する思考回路が出来上がっているので、ものどころついた頃には、まるで性格の一部のようになっているからです。三つ子の魂百までも、というように、放っておいたら死ぬまで幸せを回避し続けます。洞察力、記憶力、観察力にすぐれた聡明な女性ほど、根強く残ります。そして皮肉なことに。真面目な努力家ほど、必死になって幸せを回避しようとします。

なお、不幸な母親ほど、娘の実行する希望順位は下がります。少し不幸な母親をもったら第二希望を、うんと不幸な母親をもったら、第十希望を実行します。また、「幸せ恐怖症」は、総量規制ですから、不幸にするネタは恋愛とは限りません。仕事でミスをして自分を不幸にしてもいいですし、友人とトラブルを起こして不幸にしてもいいのです。

恋愛を利用するのは、女性にとって恋愛が重要な位置を占めるからです。これらの「幸せ恐怖症」を是正しようと思ったら、「母親の監視カメラを監視するカメラ」を設置することです。幼児期に設置された監視カメラですが、本気で母の監視カメラを監視しようと思えばできることです。もちろん、恋人(男性)の協力が必要です。

— posted by Kaori at 11:27 am